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小中学生のクラブ活動

[2025.01.24]

 以前からブログでもお知らせしていますが、練習のやりすぎで体を壊している小中学生の受診が増えています。 

特に、寒い時期には悪化する場合が多いです。

 

 スポーツ庁の検討会議で中学生のクラブ活動に対するガイドラインの骨子が示されています。

週に2回位の休養日を取ることや、季節ごとに種目を変えたり、生徒の多様性に合わせた指導を行うことなどが含まれています。

小学生ならば、さらに練習頻度を控える必要があります。

成長期の子供に過度な練習をさせることは教育ではなく傷害だと思います。

骨が軟らかく激しい運動で変形してしまい障害を残してしまうことを無視して、過度の練習をさせてはいけません。

全員で同じ練習をする慣習をやめて、個人の成長速度に合わせて別メニューを用意すべきです。

さらに、体調に合わせてクラブを休むことを認め、「練習に出ない生徒を試合に出さない。」等のいじめ行為をやめるべきです。

勝利至上主義を考え直し、楽しく体に優しいクラブ活動を指導していくことから、将来の一流選手が生まれてくるのです。

本当に激しく厳しい練習をする時期は、個人差があり均一ではありません。

 

 ご家族の方々も過度な期待をかけお子さんの才能を駄目にしないように、冷静に将来の成長を見つめて応援してあげてください。

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