カルシウムは骨粗鬆症に効くといわれサプリメントや乳製品を摂取するように言われていますが、骨粗鬆症はカルシウムが不足して起こるとは限りません。

それが証拠に、日本人の何倍もの乳製品を摂取している欧米人にも骨粗鬆症は起こるのです。

骨粗鬆症はカルシウムが骨から尿中に溶け出す量が増えてしまう病気なので、溶ける量を減らす薬が必要なのです。

女性は閉経後に女性ホルモンが不足することにより骨からカルシウムがどんどん溶け出してしまいます。

女性ホルモンを補充する治療が一番ですが、癌の発生率を上げたりしますのでお勧めできません。

副作用の少ない薬を服用しましょう。

　男性はホルモン減少が少ないので骨粗鬆症にはなり難いですが、胃や腸の手術をしたりステロイドや抗凝固剤（血液サラサラの薬）を服用している方は注意が必要です。

検査は尿中のNTX値を測定するのが安価で簡単に骨から溶け出すカルシウムの量が分かります。

 

　日本人のカルシウム摂取量が少ないのは食生活が違うためで不足しているわけではありません。

世界で一番の健康を誇る日本人に不足しているものは無いと考えるべきです。