「歩くと健康になる。」って本当なの?
[2016.03.08]
世の中はウォーキングブームで皆「歩くと健康になる。」と信じています。
しかし、全員が健康にはなりません。
無理に歩いて、膝や腰を壊している人も多いのです。
内科の先生が「歩きなさい。」と言うのは、「有酸素運動をしてください。」という意味です。
有酸素運動ならば、水泳、深呼吸、自転車、歌を歌う、ピラティス等なんでもいいのです。
でも、「歩きなさい。」のほうが簡単で分かりやすいから、そう言うのです。
歩くことには、有酸素運動、気分が良くなる、脳の活性化、生活習慣病の改善等良いこともたくさんあります。
しかし、部品である下肢には確実に負担が掛かります。
負担が成長を生む若くて健康な人には良いことになりますが、高齢者には確実に障害を残していきます。
軟骨をすり減らし、変形性膝関節症、変形性脊椎症になっていきますし、転倒による骨折にも注意が必要です。
さらに、筋肉も硬く萎縮し足が攣ったり、肉離れを起こします。
まったく歩かなければ足は弱くなりますが、無理して歩けば足は壊れてしまいます。
結論は、「健康ならば歩ける。」が正しいのです。
健康な足とは何なのかが大切です。
体重の6割を蹴り上げられる力を持った下肢が健康な足です。
健康な足の作り方を是非聞きに来てください。